カウンター アクセスカウンター 大台のお爺さんからのメッセージ・故 田垣内 翁の思い出 - 和気藹々 ほっとひといきブログ
RSS

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

人気ブログランキングへ
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
4155:はじめまして by 河童 on 2014/05/19 at 23:06:09 (コメント編集)

わたしはきのう大台に行ってきました。
田垣内政一さんのお話しとても興味深く読ませていただきました。
こうして残してくださって読めたことを幸運に思います。
ありがとうございます。

4156:Re: はじめまして by かたくり on 2014/05/20 at 13:17:24


> わたしはきのう大台に行ってきました。
> 田垣内政一さんのお話しとても興味深く読ませていただきました。
> こうして残してくださって読めたことを幸運に思います。
> ありがとうございます。

 河童 様
 記事をお読みいただきありがとうございました。
 
 このような方がたくさん存在していた当時からは、
 およびもつかないほど人心が乱れている現在です。
 そうした今こそ、
 こうした方の言い伝えなどを読むことによって
 自然から学ぶ事の大事さ、尊さが心底理解出来る
 きっかけになると思っております。
 
 記事中の下記の部分に毎回感動しております。
 ◆◆◆
 人間も同じですよ。
 皆で力を合わせなならん。
 皆何かの役目を持って
 生まれてきとるのですから、
 いがみ合うたり、背中向けたりせずに、
 みんなでしっかり
 力を合わせて生きていかんと
 平和な世の中はできんのです。

 ひとりひとりが、
 皆で力を合わせてやっていこうという気持ちになれば、
 それこそ台風が来ようが、
 吹雪が吹こうがビクともせんような
 世の中になります。

 これが、自然から教えられた『愛』なんです。

 ◆◆◆

  

▼このエントリーにコメントを残す

   

大台のお爺さんからのメッセージ・故 田垣内 翁の思い出

oodai-tyoubou1yamanchu
line-aka
◆大台ヶ原の想い出
 1979年8月、
大学での民俗学の課題レポートを作成するため、
愛車ヤマハDT250(写真)にまたがり
快晴の大台ケ原を訪れた。

ここに『大台教会山の家』という、
かつての大台の開拓者が建てた教会と山小屋がある。
そこに 田垣内 政一(たがいと まさいち)さんという
お爺さんがいて、毎夜宿泊客を集めて
大台ケ原の言い伝えを聞かせてくれるというので、
その話をレポートすることにしたのだ

講談の後で、幾人かが
氏と共に記念写真を撮影したり、
話しかけたりしていた。
2時間も熱のこもったお話をした後のこと、
70才を越える体には
かなりこたえたであろうにもかかわらず、
明るく、元気よく
笑顔で応じていた姿が心に残っている。

一段落したところを見計らって声をかけ、
僕の目的を告げ、写真を撮らせてもらった。
(話を聴取した人の写真とプロフィールを
添えることもレポート提出の条件になっていたのだ。)

氏は、大きな木の枝で作った
一本足の人形を顔の横に持ってきて、
にこやかに写真におさまってくれた。
(『話のはじまり』の写真)

プロフィールを伺おうと思い
メモを取り出したところ、氏曰く、
「あんたも、ここまで話を聞きに来るとはな。
山が好きなんや。」
「はい、山に入ると落ち着きます」と答えると、
「少し待ってなさいよ」といって皆を送り出してから、
「急がないなら、
奥の部屋でお茶でも飲んでいったら」
といって、多分、氏の部屋であろう
書物や資料のいっぱいつまった本棚と
小さな机のある小部屋に通してくれた。

しばらくして、氏、というより田垣内爺さんは、
やかんを片手に、
湯呑みをもう一方の手に持って 部屋に入ってきて、
僕の前にひとつ、自分の前にひとつ、
畳の上に湯呑みを置いて差し向かいで座り、
熱いお茶をいれてくれた。

「山はいいねえ・・・」
「はい、山はいいですねえ・・・」

話はこのやりとりで始まり、
山好き同士、年齢の壁があろうはずはなく、
いつまでも話は尽きなかった。

ランプに照らされた田垣内爺さんの顔が、
本当に嬉しそうでいきいきとしていて、
大きな声でハキハキと喋っている姿は
瞼の裏に焼き付いているが、よもやま話は
もう殆ど記憶に残っていないのが残念だ。
しかし、この時僕の心に植え付けられたものは、
とても大きな糧だった。
その言葉を忘れまいとしたために、
他の話を忘れてしまったようにも思う。

先に紹介したお話の、
書取メモの内容を確認してもらい、
加筆、訂正してもらった後
★★★
yotuba-lien
田垣内爺さんが、
この話は伝説ではないが、
ぜひ多くの人達に伝えたいことなので、
どこかに入れておいて欲しい

と言って、
講談の合間にも雑談混じりに語っていた話を、
ふたたび語ってくれた。
それが、以下の話である。
yotuba-lien

「大台教というのは、
これといった御神体があるわけではなく、
故古川翁はただ、大台ケ原をくまなく歩け、
とだけ言いました。
いわば、自然が神様のようなものなんです。

oodai-daizyagura

『大蛇ぐら』から峪を見おろしますと、
垂直に近いような絶壁にも
大きな松の木がたくさん立っております。
台風が襲い、雨嵐が叩き、
吹雪が舞う日もある
この大台の厳しい自然の中で、
よくもまあ、あんな大きな松が倒れもせずに
岩壁にひっついて立っとるな、と
感心しておりました。

そこで、ある日絶壁をよじ登って
松の木を見に行きました。
松の木に近づいて見てみますと、
ああー、これであったのか、と
深く心を打たれ、涙が出たもんです


松の木はひとりで立っとるのでは
なかったんですよ。
松の木の根元には、
笹がしっかり根を張っており、
一掴みの土の上にも草が生えて
小さな花まで咲かせている。
それらを苔がびっしり覆って、
乾かぬように守っとるんですよ。

まず、松の種が岩の間に落ちて、
わずかな土に根をおろし、
そのすき間に水とともに流れた土がたまる


土がたまるとそこに笹が
根を張りめぐらして、また土がたまる。
その根の間に小さな草花が生え、
苔が覆って水をためる


松はより大きくなり、
やがてそれらみんながしっかりと抱え合って、
絶壁に立っているにもかかわらず、
台風の時にも倒れない松の木になるのです


岩のすき間がなければ、
松の種は渓に流れたでしょう。

松が根をおろさなければ、
土はたまらんかったでしょう。

土がたまらんかったら
笹は生えんかったし、花も咲かん。
苔も付かん乾いた岩のままであったでしょう。

どれが欠けても絶壁の松の木は
育たんかったのです。

人間も同じですよ。
皆で力を合わせなならん。

皆何かの役目を持って
生まれてきとるのですから、
いがみ合うたり、背中向けたりせずに、
みんなでしっかり
力を合わせて生きていかんと
平和な世の中はできんのです。

ひとりひとりが、
皆で力を合わせてやっていこうという気持ちになれば、
それこそ台風が来ようが、
吹雪が吹こうがビクともせんような
世の中になります。


これが、自然から教えられた『愛』なんです

これからは、あんたのような若い人達が
しっかり力を合わせて
世の中をつくっていかなならん。
こうやって膝突き合わせて
話ができたのも大台の取り持つ縁。

今日はこの『大台の愛』を
しっかり持って帰ってください。
そしてたくさんの人達に
この話を聞いてもらってください。

line-kuroba33

こうして話し終える頃には、
田垣内爺さんの瞳に涙が光り、
僕もそれまでぎっとこらえていた涙が
どっと溢れ出てしまった。

涙をぬぐう時に腕時計が目にはいって、
もう真夜中になっていることに気がついた。
田垣内爺さんは疲れも見せず、
話すことは尽きなかったが、
朝が早いだろうし、お暇乞いをすることにした。

「こんな時間まで居座ってしまって・・・
今日は本当にありがとうございました。
大台のおかげです。」

「ところで、あんたはどこに泊まりなさるんや。」
「バス待合所で泊まります。」

「あそこは泊まったらいかんことになっとる。
今晩は仕方ないけど、気をつけて。
次に来る時はここに泊まっていきなさいよ。」

「はい、今度はぜひここでお世話になります。」

「ところで、懐中電灯は持っとるんやろな。
電池はええか。道はわかるか。」

「大丈夫です。夜の山道も大丈夫です。」

田垣内爺さんは、あれこれと心配してくれて、
外まで見送りに出てくれた。

「気いつけてな」という声を背に、
しばらく歩いてから振り返ると、
まだ外に立っているので、
中に入ってもらうよう手振りで示したが、
立ったまま入ろうとしない。
多分僕が見えなくなるまで
立っているつもりだろうと思って、
急いで見えなくなる所まで歩いた。
バス待合所まではほんの数分だが、
田垣内爺さんの言葉を何度も
頭の中で繰り返しながら、ゆっくり帰った。

待合所のベンチに寝袋を広げ、
横になってからもなかなか
眠ることができなかった。
  永峰秀司
line-kuroba33
 yotuba-lien
◆田垣内 政一(たがいと まさいち)
 明治40年3月15日生。
 17才の時、大台教会の創始者である
 故 古川 嵩 氏の門徒として大台ケ原に入山。
 以来59年の間、故 古川翁 の意志を継ぎ、
 大台ケ原山山頂の大台教会を守り続け、
 その間、奈良県の依頼で雨量観測などをした。
 昭和58年永眠。
yotuba-lien
  
永峰秀司様・元記事へ
参考:
大台教会とたたら亭の現在←
line-kuroba33
kareha-lie

yama-mori11
 このお話に出てくる田垣内お爺さんのような
 方たちの多くは、現在
 次元が違う場所に移動されて
 いますが、懐かしい感じがしますねえ。
 本当に以前に多く存在した
 日本のお爺さんの雰囲気がいっぱい。
 このように、自然にあるがまま生きる全てを
 お話ししてくださる人達が少なくなっている今。
 こうして、想い出の中に生きている
 各個人のお話しの中から感じ取って
 いきましょう~。
 そして、大自然との調和と
 寄り添う、支え合う、一人じゃないという
 気持ちもお互いに忘れずに
 翁の言われた「大自然からの愛」を
 分かち合いましょう。
 この厳しい時期だからこそ。
 ほっこり、ぬくもりを♪
  かたくりsagiso1


関連記事
スポンサーサイト

人気ブログランキングへ
このエントリーのタグ: Illust
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
4155:はじめまして by 河童 on 2014/05/19 at 23:06:09 (コメント編集)

わたしはきのう大台に行ってきました。
田垣内政一さんのお話しとても興味深く読ませていただきました。
こうして残してくださって読めたことを幸運に思います。
ありがとうございます。

4156:Re: はじめまして by かたくり on 2014/05/20 at 13:17:24


> わたしはきのう大台に行ってきました。
> 田垣内政一さんのお話しとても興味深く読ませていただきました。
> こうして残してくださって読めたことを幸運に思います。
> ありがとうございます。

 河童 様
 記事をお読みいただきありがとうございました。
 
 このような方がたくさん存在していた当時からは、
 およびもつかないほど人心が乱れている現在です。
 そうした今こそ、
 こうした方の言い伝えなどを読むことによって
 自然から学ぶ事の大事さ、尊さが心底理解出来る
 きっかけになると思っております。
 
 記事中の下記の部分に毎回感動しております。
 ◆◆◆
 人間も同じですよ。
 皆で力を合わせなならん。
 皆何かの役目を持って
 生まれてきとるのですから、
 いがみ合うたり、背中向けたりせずに、
 みんなでしっかり
 力を合わせて生きていかんと
 平和な世の中はできんのです。

 ひとりひとりが、
 皆で力を合わせてやっていこうという気持ちになれば、
 それこそ台風が来ようが、
 吹雪が吹こうがビクともせんような
 世の中になります。

 これが、自然から教えられた『愛』なんです。

 ◆◆◆

  

▼このエントリーにコメントを残す

   

Translation翻訳

魂の掛け軸

最新記事

わきあいRSS記事画像

RSSリンクの表示

最新コメント

カテゴリ

ごあいさつ (10)
宇宙・UFO・ET関連 (11)
地球の変容とアセンション (40)
神秘・預言・予言 (30)
竹内文書・皇祖皇太神宮・古代史 (13)
出口王仁三郎・ひふみ(一二三・日月)神示 (91)
一二三(ひふみ・日月)神示:一二三祝詞 (6)
出口王仁三郎・ひふみ神示(一二三・日月神示) (85)
日本列島は世界のひな型・相似形 (13)
日本と世界の近代史 (5)
生命科学 ライフサイエンス(Life Science) (4)
災害・食糧危機・お役立ち情報 (20)
原爆・原発 (5)
日本再生を模索する普通の人々 (3)
日本の誇りと自慢 (6)
陰謀と世の中おかしいこと (10)
陰謀 (4)
本当に何かがおかしい (4)
温暖化問題とそして風力発電所問題 (1)
洗脳問題 (3)
あなたの洗脳度をチェックしてみましょう。 (2)
政治関連・国際情勢 (5)
日本が世界中から愛される秘話 (12)
世界の愛すべき秘話 (2)
ほっとする話 (6)
和気藹々 ほっとニュース (6)
ほのぼのニュース・発明・発見ニュース (3)
ブレイクタイム・軽い話 (1)
風刺・時事川柳 (1)
和気藹々 談話室♪ (19)
ほっとする音楽 YouTube 動画紹介 (9)
ほっとする音楽 (1)
個別推薦YouTube音楽動画 (8)
お勧め動画・URL (2)
マイ・フィーリング(心情・ポエム) (21)
このブログへの想い・難しいね! (5)
Each room (12)
ミルクの小話・ひとりごと (6)
ぽんたルーム (6)
更新および連絡・質問 (3)
未分類 (0)

検索フォーム

全記事表示リンク

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

月別アーカイブ

リンク

和気藹々ブログ歴

47news

プロフィール

かたくりto ・ほっとひといきチーム

Author:かたくりto ・ほっとひといきチーム
ようこそ!和気藹々 ほっとひといきブログへ!
知的好奇心旺盛な癒し系からほのぼの系まで個性的なひといきチームとご一緒に♪

全国放射能測定値

全国の数値がわかります。

コガネモチ

忍者AdMax

未来の免許証!?

今後必要になる?

ブロとも申請フォーム

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。